「人が好き」新人賞など数々の賞を受賞した女性トップセールスの成功の秘密に迫る
2015/03/27

SEOを中心に成長し、コンテンツマーケティング事業を展開している株式会社ウィルゲートにて、現在大活躍中の若手ビジネスパーソンを取材してきた。今回は、新人賞を含めた数々の賞を受賞してきた北原詩緒里氏(上写真)に、入社してから約3年間での成功要因をお伺いした。彼女の活躍の根源には、「人が好き」な性格があった。
プロフィール
1年目の終わりに新人賞を受賞。
―― 入社してからどのような業務を担当していましたか?
北原:
入社してからの1年半は、Webソリューション事業の営業担当として、中小企業から大手企業まで幅広い企業様にWebソリューションの提案営業を行ってきました。Webサイトを持つお客様の目標に対する課題をヒアリングし、主に集客と成約の2つの面でのご提案を行ってきました。特に集客の面ではSEOやリスティング、コンテンツマーケティングなど、各企業様に合わせたご提案を行います。
その後、営業のリーダーをしたり、人事をしたり、営業と人事を兼任したりと、様々な業務を担当しております。現在は専属で人財開発チームにいますが、4月からまた営業との兼任になる予定です。
1年目の終わりには、新卒17名の中から新人賞を受賞することができました。
負けず嫌いな性格で研修から奮闘。幼少期の経験が原動力に
―― 何故、新人賞を受賞されるなど多くの賞を受賞できたのでしょうか?
北原:
新人賞を受賞できたのは営業成績に加えて、定性面の評価も大きかったと思います。会社として大事にしている考え方を体現することで、周りに良い影響を与えられるように意識していました。
営業で成果が出たのは、目の前のことに対して泥臭く、人一倍の努力をし、諦めず行動し続けたからだと思います。新人研修のときから周りよりも圧倒的に行動していました。昔、授業参観にきた親の前で答えを間違えたことをきっかけに、努力の大切さを知りました。その頃の経験が今でも負けず嫌いで努力を惜しまない自分の原動力に繋がっていると思います。
ただ、実は最初の半年は全く営業の成果が出ませんでした。ターニングポイントは、あるお客様との出会いでした。
会社への価値貢献という軸から、お客様に寄り添う軸への変化
―― そのお客様との出会いで、一体どんな変化がありましたか?
北原:
結果が出なかった頃、ずっと会社への価値貢献が足りないことに対する焦りがありました。しかしあるとき、発注をいただいたお客様に「会ったときから北原さんに頼むと決めていた」と言われたことがあって、会社への貢献はもちろん、もっとお客様に向き合わなければいけないと、私の中で考え方に大きな変化がありました。
元々人が大好きな性格もあって、この1件をキッカケにお客様に徹底的に寄り添う営業スタイルに変化していきました。
純粋に人が好き。心からお客様のために努力ができる
―― 具体的には、どのような営業スタイルに変化したのでしょうか?
北原:
とにかく担当者を好きになって、仲良くなりました。お客様の窓口であるWeb担当者の個人的な目標や夢まで聞かせてもらうほど仲良くなることも多く、定期的な電話は営業電話というより、友人に電話をして近況を聞く感覚でした。ただただお客様の成果がでるように願い行動することが、結果として信頼に繋がり成果も出始めました。
私は新規のリスト作成に追われることはほとんどありません。それよりも今いるお客様や、一度関わりを持ったお客様と定期的に連絡を取ることに時間を割いています。それも、営業目的でしているというよりは、人が純粋に好きなんです。それはお客様にも伝わっていると思います。
もっと仕事を楽しむ人を増やしたい
―― 今後の抱負を教えてください
北原:
元々仕事はお金を稼ぐことが目的だと思っていました。それがウィルゲートに出会って、入社して、仕事は楽しく誇りを持ってするものだと考え方が変わりました。社内はもちろん、選択肢がない人に対して、楽しく働く魅力をどんどん伝えていきたいです。それは人事としての役割とも繋がっていくと思います。
うるラボ編集部から一言
人が好き。こんなにも真っ直ぐで人を惹き付ける方には久々に出会いました。「自分は何も優れていない」、そう何度も言い続ける北原氏からは、その発言の数だけ人としての魅力が伺えました。今後の更なる活躍に期待です。
取材協力:株式会社ウィルゲート
サービス情報1:Webソリューション
サービス情報2:インターネットメディア
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