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時間帯がカギを握る?営業電話に適した時間帯・適さない時間帯

      2017/04/06

             

あらゆる営業パーソンが悩む問題として、営業電話をする時間帯が挙げられます。というのも、時間帯によりアポ率の差が歴然とすることがあるからです。営業先の業種にもよりますが、アポ成功率が高い時間帯は、おおむね午前中であると考えておくとよいでしょう。





営業電話を午前中かけるべき理由

営業電話をするにあたって、基本中の基本はこれからアポを取ろうとしている企業、あるいは個人の都合に合わせるということです。ですが、どのような営業を行うにせよ、平日に営業電話をかけるのであれば午前中がベストです。では、営業電話をかける時間帯に午前中が適している理由とは一体何でしょうか?

1:先方の予定が確定していないことが多く、比較的アポの時間を組み込んでくれる可能性が高い

その当日、または数日後の担当者の予定が確定していない可能性が高く、アポにつながりやすいということです。

2:ライバルと差をつけられる

午前中の早い時間帯の営業電話で、ご自身がすぐにでも先方に出向くことができる意向を伝えてみましょう。行動力のある営業は頼りにされますし、他の営業との差がつきます。ただし、ゴリ押しはしないこと。

営業電話は相手方の始業時間から15分後がベスト

営業電話を企業にかける際には、事前に相手方の始業時間を知っておくことがなによりも大切です。ポイントとしては、始業開始から約15分経ってから営業電話を開始することです。この時間帯は、企業によっては朝礼やミーティングが行われている可能性がありますが、そのような場合には、何分後の連絡がベストか聞き出し、時間を守ってかけ直します。また、万が一始業開始時間前に電話をしてしまった場合には丁重に詫びを入れ、その場であれこれ聞き出そうとせずにいったん電話を切ります。その逆に、業務終了時間後の営業電話もマナー違反になりますので、必ず営業時間内に電話をすることを心がけましょう。





意外と見落としがちな営業電話NGの時間帯

次は、営業電話をしてはいけない時間帯について見ていきましょう。

昼休みの時間帯

例外を除き、どの会社も昼休みはたいてい12から13時です。夢中で営業電話をかけていると、昼休みという概念が頭から飛んでしまっていることもあるのではないでしょうか。ですが、昼休みは相手方の貴重な昼食時間であり休憩時間です。悪い印象を与えてしまわないよう、十分に注意を払いましょう。

相手方の繁忙時間帯

飲食店を例に挙げるとわかりやすいのではないかと思います。特にランチタイムを設けているオフィス街の飲食店では、ランチタイム前の仕込み時間である午前中は大忙しでしょう。午前中に営業電話をかけることがベストであるとはいえ、相手方の業種を理解し、繁忙時間帯の電話は避けます。

おまけ:確定申告の時期は営業電話を避けるべき

毎年3月には確定申告があり、その時期の会計事務所や税理士事務所は、猫の手も借りたいくらいてんやわんやな状態となっています。そのような企業または個人へ営業電話をかける際には、確定申告時期を避け、3月下旬の落ち着いた時期を見計らって電話をするようにします。
会計士や税理士の中には、大手企業の社長や役員と密に連絡を取りあっている方もいます。もしかしたら、あなたがヘマをすることなく先方の状況を理解した上で営業を行えば、あなたを気に入り、大手企業の役員以上の立場の方を紹介してくれるかもしれません。
確定申告の時期が近付いたら、相手方の業種にも気を配る心がけが必要であるということですね。

まとめ

営業電話はいつかけても良いということはありません。営業の基本は、とにかく相手方の都合に合わせるということ。アポ率が高くなる営業電話の時間帯は午前中ですが、それも時と場合によります。相手方の業種をきちんと把握し、適切な時間帯に電話をすることを心がけましょう。あなた一人が失敗したがために、あなたの会社の評判が下がってしまったとなったら大変です。営業電話をかける際には、必ず時間を確認しましょうね。




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