【保存版】明日から実行できる営業日報の基本的な書き方まとめ
2017/04/06

会社で毎日営業日報を書かされているけど、結構めんどくさい。ですが、しっかりと目的を持って営業日報を書くと、業績がアップすることをご存知ですか?では、営業日報の書き方とはいったいどのようなものでしょうか?
営業日報を書く理由
営業マンの業績アップのため
営業日報は、なんのために存在するのか?それは、ひとえに営業マンであるあなたの業績をアップさせるためです。営業日報は、その日の行動を記録するだけでなく、1日を振り返り成果を確認したり改善点を洗い出す役割も果たします。
売り上げ目標管理のため
ほとんどの会社では、1年間の総売り上げの目標、月間の売り上げ目標を定め、その数字に基づきいかに効率よく行動できているかというチェックを行っているはずです。それらの数字を管理するために営業日報を活用します。
マネジメントのため
そして営業日報は、営業部の責任者、マネジメント管理を行っている人物が閲覧しているのではないかと思います。
その責任者があなたの行動や訪問件数、目標と成果の差異などのチェックを行い、業績がアップしないのであれば、その日報に基づきあなたに正しいアドバイスを行う。
そのときにカギを握るのが、営業日報です。
課題を見つけ、日々改善するため
営業日報は営業マンの行動を分析し、その日1日の反省や課題を設定することにも役立ちます。思うように業績がアップできない状態が続いているのであれば、営業日報を頼りにどこに問題点があるのかということを洗い出します。
そのようなときに、営業日報を書いていなければいったいどうなるのでしょうか?
問題点を見つけ出すことができず、同じ失敗を何度でも繰り返すということにはならないでしょうか?
営業日報は、上司があなたの行動になんくせを付けるために存在しているのではなく、あなたにとって宝物のような存在であることを知っておいて下さいね。
営業日報に何を書くか
1日の行動
まず、1日の行動を大まかに記入しますが、この部分はザックリとで構いません。商談時間や移動時間、資料作成時間など1日の流れがわかるように記入しましょう。
訪問先の情報
肝心なのは、訪問先の情報の記入です。
- 会社名
- 担当者名
- 打ち合わせ内容
- 担当者のリアクション
- 次回アクション
などを主に記入します。この部分を怠ると、興味の薄い相手に対していきなりクロージングをかけてしまうなど、見当違いな行動を取ってしまう可能性があります。
訪問中にはメモを取りますが、営業日報に書き移す際には、できる限り細かい部分まで記入しておくことが大切です。
目標と成果
扱う商材にもよりますが、毎日契約がとれる、ということは少ないのではないかと思います。
ここで意識していただきたいのは2点。
- 月・週ごとに決めた目標に対しての達成率
- 小さなことでもいいので、その日達成したこと
(目標の立て方については「ここにURLリンク」に詳しく載っています。)
これらの記入をしっかりと行い、自分の立ち位置をしっかりと理解しましょう。
課題と解決策
その日の営業活動を通して見つかった課題に加え、その解決策もあわせて記入します。
課題に対してまずはしっかりと自分で解決策を考え、記述し、上長にそれらが正しい方向なのかを見極めてもらいます。
この部分はあなた自身の成長に直結するので、ぜひ報告書には盛り込むべきでしょう。
営業日誌を書くのに使えるテンプレート一覧
- 書式の王様
http://www.bizocean.jp/doc/category/34/ - 営業日報・営業日誌(営業報告書)の無料テンプレート:
http://template.k-solution.info/2006/07/01_excel.html - 営業日報
http://www.template.usefulful.net/tplate/syanai76.htm
上記のサイトに掲載されている営業日報テンプレートは、どれも簡潔でありながら非常に使いやすいものですので、ぜひ、上手に活用してみて下さい。
まとめ
めんどくさいと感じていた営業日報が、いかに大切なものであるかご理解いただけたのではないでしょうか。営業は、営業マン一人の力で成果を上げることができるというものではありません。現在のあなたの行動のどこにムダがあるのか、さらに効率よく営業活動を行うにはどうしたら良いのか。あなたと上司がそれをきちんと把握するためにも、毎日丁寧に営業日報を付けることを心がけましょう。