お客様の心に残る、営業訪問後のお礼メール文例集
2015/09/16

PCや携帯電話の普及に伴い、営業の世界においてもお客様へのお礼をメールでお届けする機会がグッと増えてきましたね。対面とは異なり、メールは文章が命です。今回は、打ち合わせ後・名刺交換後・会食後とそれぞれのシーンでの、お客様の心に残るお礼メールの文例を紹介します。
打ち合わせのお礼メール
件名:本日はご対応頂きましてありがとうございました。
本文:
〇〇株式会社
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
〇〇株式会社・営業部の田中でございます。
本日はお忙しい中、お時間を割いて頂き
誠にありがとうございました。
本日ご紹介させて頂きました弊社の新製品に関しまして、
〇〇様にご興味をお持ち頂けましたこと、心よりお礼を申し上げます。
今後、御社のご要望に添うべく、さらなる製品の精度の向上に
尽力させて頂く所存でございます。
製品に関する疑問やご不明な点などがございましたら、
私田中まで、なんなりとお申し付け下さいませ。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
署名
名刺交換のお礼メール
件名:名刺交換をさせて頂きました田中と申します。
本文:
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
先日〇〇のセミナーに於きまして、
名刺交換をさせて頂きました、
〇〇株式会社・田中と申します。
この度はご縁を頂き、ありがとうございます。
早速貴社のブログを拝見し、
さまざまな観点で記事を書かれておられることに対し、
大変感銘を受けました。
とても興味深い内容でしたので、
早速ブックマークさせて頂きました。
毎回、新着の記事を楽しみにしております。
これを機に、またお目にかかれますことを
楽しみにしております。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
署名
会食のお礼メール
件名:昨夜の会食のお礼
本文:
〇〇株式会社
営業部 〇〇様
平素より、弊社に対し格別な信頼をお寄せ頂きまして
ありがとうございます。
〇〇株式会社・田中でございます。
昨日は大変美味しいお料理をごちそうになり、
誠にありがとうございました。
お料理の素晴らしさもさることながら、
皆様と貴重なお時間を共有することができ
只々、光栄の至りでございます。
楽しく過ぎて行く時の中で、
貴重なご意見も伺うことができ
若輩者の私にとって、大変勉強になりました。
今後は、さらに貴社の業績アップに貢献できますよう
精進して参りたいと存じます。
今後とも、変わらぬお付き合いのほど、
どうぞ宜しくお願い致します。
大変恐縮ではございますが、
取り急ぎ、メールでお礼をさせて頂きます無礼をお許し下さいませ。
署名
少々堅苦しい文面となっていますが、お礼のメールでくだけた感じの文章を使用してしまうと、せっかくのあなたの誠意がお客様に伝わりにくくなってしまいます。お礼のメールは友達や親しい方へ送るメールとは根本的に異なりますので、誤字脱字なく、丁寧な文面を心がけることが大切です。もちろん、顔文字の使用も禁止ですよ。
まとめ
今回は訪問後のお礼メール文例をご紹介しました。対面とは異なり、言葉の言い回しひとつであなたの印象が変わってしまうメールは、ある意味恐ろしい存在であるとも考えられます。緊張のあまり、意味の通らない文章になってしまっては元も子もありませんが、基本的なルールを守り、あなたの誠意がお客さまに対して十分に伝わるよう、上記の文例にひと工夫を加えてみて下さいね。
参考になる書はこちら:メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール