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営業職は残業が多い?営業マンが残業する5つの理由

      2017/04/06

             

営業って残業が多いイメージがありませんか?営業の残業には数種類のパターンがあり、取り扱う商品によっても、残業の時間や内容が異なります。今回は、営業職の残業パターンについてご紹介いたします。





営業職でよくある残業パターン

営業職の残業パターンは大きく分けて5つあります。

  • 高額商品の個人営業で残業
  • 時間配分ミス・スキル不足による残業
  • 外回りによる残業
  • 会食・接待による残業
  • だらだら居残りによる残業

それでは、一つずつ見ていきましょう。

高額商品の個人営業で残業

住宅や自動車を販売する営業職に多いのが、クライアントの自宅に出向き、残業になってしまうパターンです。
住宅や自動車は高額なため、購入者に配偶者がいる場合には、家計を管理している方のGOサインがなかなか出ない場合があります。こうなると、判断に時間がかかってしまったり、場合によっては値下げ交渉などにもつれ込むこともあり、予定していた訪問時間を大幅に超えてしまいます。また、この手の商談は数日間、あるいは数ヶ月に渡ることもあります。
そしていざ受注をいただいても、機能やデザイン、オプションなどの決定で商談が長引いてしまうこともあります。
このように高額商品の販売を行う場合ではお客様の判断に時間がかかり残業に追い込まれることもしばしばです。

時間配分ミス・スキル不足で残業

営業職に限らず、どのような仕事であっても1日の時間配分はとても大切です。
たとえば、あなたがエクセルで顧客管理のための表を作成することになったとしましょう。もともとエクセルの知識を持っていたのであれば、表計算ソフトの操作はお手のものではないかと思います。ところが、スキルが不足していた場合にはどうでしょうか?
1時間で作成できるはずの表作成が2時間かかっても終わらない・・・。このような事態が発生することも考えられます。ご自身のスキルが不足していると感じているのであれば、時間配分を多めに取り、極力残業を減らす工夫を行ってみて下さい。

外回りによる残業

営業職の残業パターンはこれが一番多いのではないでしょうか。営業職たるもの、営業時間はお客様と会うために時間を使え、というふうに教育されます。
そのため外回りの日は、資料作成や日報・顧客管理表の記入などは業務時間外に行わなければいけないため、残業をする必要が出てきます。
また、その日の商談でお客様に宿題をいただいた場合や提出する資料がある場合は、その対応もしなければいけませんので、終電まで残業をするということもザラにあります。
これに関しては、営業職であるならば避けて通れない宿命、と考えておいたほうがいいかもしれません。





会食・接待による残業

もう一つ、営業職特有の残業といえば会食・接待による残業が挙げられます。会食・接待はたいてい夜に行われますので、もちろん業務時間外、残業ということになります。
会食・接待は、取引がうまくいったときや、新年や忘年会シーズンに特に多く開催されますので、これらの時期に早く帰宅することは諦めた方がいいでしょう。
ただし、企業によっては会食や接待をあまり好んで開催しないところもありますので、一概にこの通りとは言えません。

だらだら居残りによる残業

これもまた、多く見られるパターンです。営業を行っていると、予期しない問題にぶつかるなど、なにかとストレスを抱えやすくなります。そのようなときにグチを聞いてくれるのが同僚であり先輩ですよね。これがだらだら残業の原因となります。
仕事をしているフリをしながらグチを吐き出す。帰ってきた答えに対して、またグチを吐き出す。これを繰り返しているうちは、永遠にだらだらとした居残り癖はなおらず、ムダな時間を費やすことになります。
生産性のない居残りとわかってはいても、やめられない営業マンは多数存在します。

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • 高額商品の個人営業で残業
  • 時間配分ミス・スキル不足による残業
  • 外回りによる残業
  • 会食・接待による残業
  • だらだら居残りによる残業

残業にもいろいろなパターンがあります。なるべくムダな残業は避けたい、そんな営業マンは、こちらの記事「残業はもう時代遅れ!残業なしでノルマを達成し続ける方法」もチェックしてみてくださいね。



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