女性営業が服装で気をつけたいポイントまとめ
2017/04/06

売れる営業とそうでない営業の大きな違いのひとつに、服装への気配りがあります。特に女性の営業の場合、一歩間違えば会社の印象を悪くしてしまうことも。クライアントを訪問する際には、このようなポイントに気をつけた服装を心がけましょう。
服装の基本:営業は自社製品より目立ってはいけない
営業とはどういうものか、いったんここでおさらいをしておくことにしましょう。
営業は、会社の看板を背負って立つ重要なポジションにあります。というのは、営業の売り上げ次第で、会社の明暗がくっきりと分かれると言っても過言ではないからです。
営業の役割は、自社製品の特徴や特性をきちんと理解し、それをクライアントに正確に伝えることから始まります。さらに、クライアントのニーズを把握し、適切な商品のプレゼンを行うという重要な役割を持っています。
つまり、ご自身が目立ってはいけません。あなたがするべきことは、自社製品をより引き立たせ、目立たせることです。
やってはいけない服装
ボディラインがくっきり見える服装はNG
たとえば、クライアントが男性だったとしましょう。そして、あなたがボディラインのくっきりしたワンピースで訪問したとします。このような場合、クライアントはあなたの自社製品ではなく、あなたご自身に興味を持ってしまうかもしれません。
クライアントが女性である場合には、さらに悪い結果が待っています。女性同士であるがゆえの反感を買ってしまう恐れがあり、契約に結び付く可能性がグンと低くなってしまうということです。
高すぎるヒールはNG
また、パンプスのヒールにも注意を払う必要があります。たとえば、10センチヒールのパンプスで、よろけながらクライアントを訪問したらどうでしょう?あなたが、自社製品にではなく、あなたご自身に気を使うことで手いっぱいであるという印象を与えかねませんよね。
また、ピンヒールもビジネス上では良しとされていないので避けましょう。
ミニスカート・ロングスカートはNG
そして、気を付けたいのがスカート丈です。足首が隠れるような超ロング、太ももが露わになるミニスカートは絶対に避けましょう。
上記では極端な例をご紹介させて頂きましたが、案外無意識でやってしまいがちなのが、自社製品ではなくご自身が目立ってしまう服装です。服装を選ぶときは、ぜひこの基準を参考にしてください。
女性の営業にふさわしい服装とは?
ジャケットは必ずはおる
まず、ジャケットは必ずはおりましょう。常に堅苦しいイメージのスーツを着用する必要はありません。しかし、たった1枚のジャケットで好印象な女性営業というイメージにつながりますし、お客様からの信頼を得やすくなります。
ジャケットの下はブラウスかシャツを
ジャケットの下は清楚なイメージのブラウスかシャツが望ましいですが、季節により薄手のセーターなどを着用しても可。ただし、原色や水玉模様、大きな花柄など派手な印象を持たれがちな柄は避けましょう。
スカートの長さはひざ丈がベスト
冒頭で、短すぎたり長すぎるスカート丈はNGと述べました。女性営業にとって適切なスカート丈は、ひざが隠れる長さです。
明るめのアイテムも取り入れる
洋服の色は、全身黒ずくめだと弔事のイメージにつながることがあり、あまり良い印象を持たれません。ジャケットは濃い目の色で構いませんが、ブラウスやシャツ・スカートなどはなるべく明るい色を選びます。また、黒のストッキングは避けましょう。
パンプスは3〜6センチのヒールがあるものを
最近はフラットシューズが流行っていますが、やはりスーツにはヒールのあるパンプスを合わせるべきでしょう。ヒールの高さの目安としては、3〜6センチのものを選んでおくと無難です。
髪は顔にかからないようにセット
髪型はあなたの顔の印象を大きく左右します。前髪が長いと暗くだらしないイメージになりますので、眉毛が少し隠れる程度に整えます。ショートカットの場合はワックスなどで左右と前髪を整えるときちんとした印象になりますし、ロングの場合は髪が顔にかかってしまわないよう注意しましょう。
ネイルは派手すぎず清潔感を保つ
意外と見落としがちなのがネイルです。マニキュアやジェルネイルでのお洒落はまったく問題ありませんが、派手になり過ぎないように注意しましょうね。また、ネイルアートをしていない場合は週に1回は爪磨きで爪を綺麗にするなど、指先までしっかりと気合を入れましょう。
なお、派手な付け爪は女性の営業にふさわしくありません。また、爪が長すぎると遊びを優先しているような印象を持たれます。
まとめ
女性の営業は、会社の顔であると言っても過言ではありません。今回は、そんな女性営業が服装で気をつけたいポイントをまとめました。今一度ご自身の服装のチェックを行い、女性の営業にふさわしい服装を心がけましょう。