接待営業って何をするの?今すぐ使える接待営業マニュアル
2015/07/06

営業職に従事していると、なにかしらの接待に関わることがあるかと思います。接待営業とは、優良な顧客や見込み顧客を招待し行われるイベントのことを指します。今回は、接待営業の中でも特に多い、接待ゴルフと接待会食のルールについて説明します。
接待ゴルフのルール
接待ゴルフは誰もが通る道?
接待の中でも最も多いのが接待ゴルフでしょう。若手営業マンの中には、接待のためにゴルフスクールや打ちっぱなしの練習に通う方も少なくはありません。それは、ご自身がゴルフに対して興味を持っている、いないに関わらずということです。
そして、いよいよグリーンに出ることができるようになったら、営業マンとして知っておかなければならない接待ゴルフのルールというものがあります。
相手より良いスコアを出すのは厳禁
接待ゴルフを行う際、通常であれば難易度の低いゴルフ場が選ばれています。それは、相手にできる限り良いスコアを出してもらうという理由にほかなりません。
そのために、あなたが事前にすべきこと。それはゴルフに関する相手の腕前を事前にリサーチしておくということです。そして当日には、あなたが相手より良いスコアを出してしまわないことが肝心です。冗談のような話ですが、ゴルフで相手の機嫌を損ね、取引が白紙になるという話は実在します。
接待会食のルール
お酒の席では飲みすぎに注意
ゴルフに次いで多い接待は、会食です。ところが、会食とは名ばかりで実際には飲み会であることが殆どです。飲み会の会場も、高級クラブから寿司屋、キャバクラ、居酒屋とさまざまです。
そこであなたに気を付けて頂きたいことは、いずれの場合であってもお酒の席であるため、飲み過ぎてしまわないということです。
また、お酒が入ると気が大きくなり、相手に無礼を働いてしまうことも考えられます。そして困ったことに、そのようなあなたの態度を、先方はきちんと覚えており、取引が流れてしまうこともあります。お酒の席での失敗は案外多いですから、くれぐれも飲み過ぎには注意して下さいね。
ときには根回しも必要
また、高級クラブやキャバクラなどが会場になる場合には、必ず店舗の責任者に事前に連絡を入れ、口裏を合わせておく必要があります。というのは、相手よりあなたのほうが女性従業員にモテてしまったら洒落になりませんからね。
まとめ
ゴルフと会食。営業職に従事するのであれば、これは必ずといっていいほど避けることのできない接待です。あなたが若手の場合には、上司から必ず暗黙の了解、ルールなどの説明があるとは思いますが、その前に、営業は相手を立てることがすべてであると割り切り、接待の際には思い切り相手を持ち上げることをお忘れなく。あなたご自身が納得する・しないに関わらず、接待営業のルールだけは必ず守りましょう。