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あなたは持っている?営業マンなら持っておきたい技術4選

   

             

営業職には、一般的な技術職のように、これを身に付ければ仕事がうまくいくといった明確なものはありません。ですが、営業の仕事をうまく進めていく上で欠かせない技術はいくつかあります。今回は、無理なく取り組めて、身につけることができる技術を紹介いたします。

1:初歩的なWord、Excel、Power Pointの技術

顧客管理や資料作成に使える

営業職には、顧客データの管理やプレゼンの資料作成などにWord、Excel、Power Pointを活用する場面が少なくありません。そのため、この三つの使い方は覚えておくべきです。
とはいっても、難しい関数の組み方などは覚える必要はありません。大体の場合は初歩的な使い方さえ覚えておけば大丈夫です。パソコンを使える方なら、数日で覚えてしまうレベルです。

データ管理も大切

また、大事なのは作成した資料やデータの徹底した管理です。データの名前を分かり易いものにし、フォルダ分けをしっかりと行い、どこに保存したか分からないことのないよう気をつけて下さい。

2:相手にとって面白い話をする技術

面白い話とは

面白い話なんていわれると、すごくハードルが高いことのように感じますが、ご安心下さい。別にトークで爆笑を取る必要はありません。面白い話とは、言い換えれば興味の持てる話、なんとなく聞きたくなる話のことです。

お金の話は誰もが興味を持つ

まずほとんどの人が共通に興味を持つ話といえば、お金の話が挙げられます。もうけ話や利益につながる話は、誰だって聞きたいものです。他にもコストカットにつながることや、金銭的リスクを軽減できることなど、お金に関する面で相手のプラスになる要素があれば、アピールしない手はありません。
全面に押し出してしまうと胡散臭くなりがちなので、そのへんの加減ができるかどうかがポイントになってきます。

あなたにしかできない、人間味のある話を

お金の話以外にも、自社の扱う商品の専門的な話に自身の視点や意見を盛り込んだり、あなた独自の体験談などをうまく話しに混ぜるのも良いでしょう。相手の立場に合ったアドバイスを含めたりすることも効果的です。
その人独自の、その時しか聞けない話というのは、仕事上だけの表面的な話より興味関心をひかれます。一度話に興味を持ってもらえれば、売り込むのはずっと楽になるはずです。

3:情報を上手に取り扱う技術

常に幅広いアンテナを張り、有益な情報をキャッチできるようにしておけば、きっと営業の仕事で活きてくるでしょう。扱っている商品と直接は関係の無いようなニュースが、ちょっとした工夫で売り込むための要素になることはよくあります。直接商売と繋がらなくても、相手との会話をする時の引き出しとしても意味があるので、無駄ではありません。
世情に疎いとそれだけで不利になるので、常に新鮮な情報をキャッチしてください。ネットや新聞、テレビのニュースや人との何気ない会話。町で見かけた広告や宣伝にすら情報は溢れています。正しい情報と、活用できる意味のある情報を掴み取る能力は大いに必要といえるでしょう。

4:上手に伝える技術

お客さん相手に話を伝えるのもそうですし、上司や周りの社員に対しても、物事を的確に伝えましょう。伝えるべきことは何か?しっかりと意図したとおり伝わっているか?伝わりやすくできているか?時には伝えにくいような悪い報告もはっきりと伝えなければいけない場合もあります。
迅速かつ適切に伝われば、それだけ早く悪い事態への対処も行えるので、伝えるという事は非常に大切です。そのためにも、結論から先に、かつ簡潔に伝えるという基本を押さえ、さらには聞き手の立場になるように心がけて下さい。
伝える能力は、プレゼンの時にも発揮します。慣れてくれば、強調したい部分で声を強く出したり、何度も繰り返すことで相手の心に深く残すといったこともできます。

まとめ

営業職が身につけておきたい技術のまとめです。

・初歩的なWord、Excel、Power Pointの技術
・相手にとって面白い話をする技術
・情報を上手に取り扱う技術
・上手に伝える技術

ここで書いたこと以外にも、それぞれに関わる業種職種が変われば、また他にも必要な事が出てくるかもしれません。ですが、仕事上で必要なことは、続けていれば自然と身に付いてきますし、難しく構えなくて大丈夫です。今回ご紹介技術は、基本的なことであったり、ちょっとしたテクニックですが、知っておいて損はないことですので、覚えて是非活用して下さい。

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