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営業用語30選 | あなたは全部説明できますか?

      2017/04/06

             

「昨日の交渉、ちゃんとエビデンスとったか?」上司からこう言われてドキッとしたことありませんか。エビデンスって何?よくわからないまま曖昧な返事をしたら、後で大変なことになるかもしれません。今回は、ビジネスーシーンでよく使われる、営業用語を紹介します。





営業用語30選、あなたはどこまで知ってますか?

アイスブレイク

お客様が気持ちよく話せる雰囲気を作るための会話。相手の会社の歴史や外観を話の種にするといいでしょう。重役の方からは特に好まれます。

エスカレーション

上位者に報告すること。失敗は上司に素早くエスカレーションしましょう。

エビデンス

言ったか言わなかったかを判断する証拠のこと。議事録やボイスレコーダーなどで、大切な交渉ではしっかりエビデンスを残すようにしましょう。

エンドユーザー

商品・サービス等を最終的に使用するお客様を指します。エンドユーザーの立場に立って売上アップを狙いましょう。

卸値(おろしね)

販売店がメーカーから商品を仕入れるときの値段。卸値が高いと販売店が商品をお店においてくれません。

OJT(オージェーティー)

「on-the-job training」の略で、実務を通して就業訓練をすること。OJTで成果をだすことで一目置かれる存在を目指しましょう。

オーソライズ

公認、正当であると認めること。上司からのオーソライズがないと下手に交渉できません。

オープン価格

メーカーが販売定価を決めずに、販売店がいくらで売るか設定できる価格のこと。

クロージング

お客様に商品やサービスなどの購入を決断させること。クロージングできていないお客様を徹底的に洗い出しましょう。

コアコンピタンス

競合他社を突き放すことのできる圧倒的な能力。自社のコアコンピタンスを徹底的に生かしましょう。

コミットメント

責任が付随する約束や決意表明のこと。上司、部下共々にコミットメントしあうことが理想です。

コンセンサス

関係者の同意のこと、またうまくいくよう関係者に根回しすること。契約成立の裏にはコンセンサスが重要な役割を果たしています。

コンプライアンス

法令遵守、また企業がルールを守って公平な業務を行うこと。コンプライアンスを重視することで顧客からの信頼を得ることができます。





シーズ

必要だが、具体的に解決できる商品やサービスが判明していない、潜在的なニーズのこと。お客のシーズを顕在化させることで取引につながります。

シナジー

相乗効果のこと。競合と手を組むことで得られるシナジーも存在します。

ステークホルダー

取引先・顧客、また企業の利害関係者などを表す意味。ステークホルダーから情報収集を行いましょう。

TAT

Turn Around Timeの略で、受注から納品が完了するまでの時間。TATをしっかり計算することで、仕事の段取りがつきやすくなります。

単価

1個あたりの価格。またお客様が、一回で使う金額。お客様に納得できる単価を設定しましょう。

ボトルネック

生産活動において全体の円滑な進行、発展の妨げとなる要因、要素のこと。事業の拡大のため、ボトルネックには早急な対処が必要です。

バッファ

物体に限らず時間や人などについて、余裕を持たせている部分のこと。顧客からの要望に対応できるよう、多少はスケジュールにバッファを持たせることも大切です。

ヒアリング

顧客の抱える課題、問題点について聞き出すこと。ヒアリングこそ顧客の要求に応えるための発想を生み出す源泉です。

PDCAサイクル

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4段階を繰り返し、業務を改善するサイクルのこと。自分の営業活動をPDCAに基づき徹底的に改善しましょう。

ベストプラクティス

最も効果的な実践の方法。あなたなりのベストプラクティスで契約を成功させましょう。

ペネトレーション

自社製品の浸透度、普及の度合のこと。あなたの会社のペネトレーションを取引の強みに生かしましょう。

見積り

商品・サービスを購入するために必要な金額、数量、期間などを事前に計算すること。見積もりをしっかり作成することで、お客様の信頼度が上がります。

マネタイズ

ネットの無料サービスから収益をあげる方法。マネタイズが難しそうなアイディアこそ利益が出るかもしれません。

リスクヘッジ

リスクを回避したり、軽減する工夫をすること。契約が取り消されないようにリスクヘッジが必要不可欠です。

リソース

ヒト、モノ、カネなどの組織の運営に必要なすべての経営資源のこと。リソースの見直しで新たな発想を生み出し、利益につなげることができます。

稟議書

担当者が商品やサービスを購入に関して、購入理由を記入し、関係者から承認を求めるための書類。優れた稟議書が書けなければ予算はおりません。

ロイヤルカスタマー

自社製品を好んで買ってくれる忠誠心の高いお客様、簡単に言うとお得意様の意味。ロイヤルカスタマーは最大の味方です。

まとめ

以上、ビジネスシーンで使われる営業用語について紹介しました。営業職の皆さん、知らないものはありましたか?もしそうであるなら、しっかり勉強し直しましょう。営業用語は会話をスムーズにする一方、時折誤解を招いてしまう諸刃の剣であるからです。華麗に営業用語を使いこなす営業マンになりましょう。



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