【保存版】成果につながる、営業後のお礼メールテクニック集
2015/02/04

お礼メールは営業マンにとって大事なコミュニケーションツールの1つです。お礼を言われると、誰でも嬉しい気持ちになるもの。あなたが普段接しているお客様も同じです。今回は、周りの営業マンと差をつける、成果につながるお礼メールテクニックを伝授します。
1:お礼メールはその日のうちに送信
会食や打ち合わせ後のお礼のメールは必須です。しかしメールの返信に時間をかけすぎないように注意しましょう。時間がたつと喜び、感謝の気持ちは減っていきますし、取引先も軽んじられているのではないかと感じてしまします。何事にもスピードは命です。お礼は生ものだと心得ましょう。
2:仕事の進行状況について一言添える
打ち合わせ後にお礼メールを送る際、仕事の進捗について一言添えるとお客様に信頼していただけます。
例えば「先ほどお打ち合わせに出た××の案件についてですが、○日に会議で話しあうことが決まりました」などと一言添えれば、しっかり動いてくれているのかとお客様に安心感を持っていただけます。お礼を伝えるだけでなく、プラスアルファの効果が期待できます。
3:誤字脱字は絶対にNG
新聞の一面で株価の数字が間違っていたらどうなるでしょう。株主の方の信頼を損なってしまい、大切なステークホルダーを失ってしまうかもしれません。お礼メールでも同じことが言えます。お礼メールを送信する前に誤字脱字のチェックを怠ってしまうと、その怠慢な気持ちは必ず相手に伝わります。見直す手間を惜しまず、お礼メールをチェックしましょう。
4:送信する文面をあらかじめ定型文登録しておく
このように書くと形式的でなんだか冷たいように聞こえますが、お礼メールをいち早く・効率的に送るためにはテンプレートを作成するのがベストです。
また接待のあとにお礼メールを送る際、酔った勢いでくだけたメールを送ってしまうのを防ぎ、リスクヘッジにもなります。
5:お客様に合わせた1文を挿入する
「この度は貴重なお時間を頂戴して誠にありがとうございました。」
いくらお礼のメールを送っても、形式であればあるほど見過ごされてしまうことも多いことでしょう。しかし、「○○様がお困りの、○○という点について最適な提案ができるよう尽力してまいります。」など、お客様用にカスタマイズした文言を、1文でいいので入れてみてください。これだけで自分に宛てられた特別なメール、という気がしますよね。慣れないうちは少し時間がかかるかもしれませんが、慣れると1分もかからずできるので、ぜひやってみてください。
6:それとなく返信を迫る
お礼メールを送るだけで満足せず、相手が返信をしたくなるような一言を添えるといいかもしれません。
「○月○日までに提案書を送らせていただきたいのですが、今日のご要望は○○と○○でお間違いはありませんか」などのように加えましょう。そうすることにより返信が送られてくる可能性がぐっと高まり、お客様の新たな意見が引き出せるチャンスです。他社に競り勝つために粘り強くいきましょう。ただし、必要以上に返信を強要したり、提案に必要のないことを聞いてしまうと逆効果なので気をつけましょう。
営業後のお礼メール例
株式会社○○
人事部 課長 田中様
お世話になっております。うるらぼの山田でございます。
先ほどはお忙しい中お時間をいただきましてありがとうございました。
山田様がおっしゃっていた「新卒採用における応募者の少なさ」という点について、次回最適なご提案ができますよう尽力させていただきたく存じます。
また、次回の提案は上記の点を中心に進めさせていただきたく存じますが、それ以外にも気になる点はございますでしょうか。
些細なことでも構いませんので、お気軽にお申し付けいただければと存じます。
それでは、次回○月○日○時よりどうぞ宜しくお願い致します。
株式会社うるらぼ
営業部 山田 太郎
まとめ
営業後のお礼メールテクニックについて最低限知ってもらいたいものについてまとめると以下の通りです。
2:仕事の進行状況について一言添える
3:誤字脱字は絶対にNG
4:送信する文面をあらかじめ定型文登録しておく
5:お客様に合わせた1文を挿入する
6:それとなく返信を迫る
お礼は人としてのマナーであるだけでなく、一工夫するだけで大きな成果を生み出す大切なツールです。
これらのポイントを実行し、成果をあげる営業マンになりましょう!