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部下育成できていますか?指導するうえで大切な5つのこと

      2017/04/06

             

企業や団体の中で役職が付く立場の人が実績を上げるためには、部下をいかにコントロールするかが重要です。チームや組織で一つの仕事をこなすときには、当然チームプレーを上手く行ってなくてはビジネスが上手く展開しません。

そのことから、上司に求められる要素の大きな1つに、部下育成が挙げられます。そこで、今回は部下育成について重要な5つのポイントを紹介します。





1,やる気を出させる。

ただ、働いて給料を頂けばそれでいいということではいけません。仕事がおもしろいと感じさせる、どうすれば成果が上がり、どうすれば会社の役に立てるかを考えさせることが重要です。達成したときの評価を的確に行うことで、達成感や共有感を与えます。

2,注意の仕方を工夫する。

若い社員は、経験値の低さや未熟さから仕事での失敗は付きものです。ただ、頭ごなしに叱ることは逆効果で、失敗は成功の産物とも言われるように、失敗を経験値として積み上げ、その経験を次のステップとして活かさせることが大切です。

企業でのビジネスが団体で行うのであれば責任のすべてが失敗した部下1人にあるわけではありません。同じ失敗を繰り返させないためにも自身の経験からアドバイスをして、実力を上げさせるのです。

失敗を肝に銘じさせるような方法で注意を促し、その後しっかりとサポートもすることが部下育成となります。

3,良い成果が出れば褒める。

ビジネスである以上、収益が上がらなければ、社員に支払う給与も企業負担となるので、働く以上、企業収益を上げるための努力が必要となります。そのため、当然、結果が出なければ、注意や時には叱ることも大切でしょう。

しかし、結果が伴った社員に対してしっかりと褒めることも大切です。本来、どのような人でもすべての能力を出し切れているわけではなく、潜在能力として蓄えています。特別な成果が上がった部下には、喜びをしっかりと感じさせ、再びその喜びを味わわせるために仕事への希望を持たせます。飴と鞭の割合をしっかりと考えて部会育成を行うことが大切です。




4,目標を持たせる。

多くの社員は入社時には、期待を胸に職に就いたはずです。「少しでも高い立場になりたい」「少しでも高い給料が欲しい」という夢を持って仕事をしているでしょう。

しかし、実際の職場では様々なトラブルや問題があり、仕事に希望が持てなくなることがあります。部下であるからと、雑に扱わず、重要な役割を与えてプランや方針を立てさせ、責任を持たせることです。目標に対して上手くいっていないときの相談には、真摯に対応し、部下と上司の信頼関係を高めます。

5,人間関係を上手くコントロールする。

多くの社員が働く企業では、人間関係が複雑なことがあります。若い社員の中には、不安や上司及び先輩社員に意見が伝えられない人も多く、1人で抱え込みストレスとなることもあるでしょう。

また、近年では、若い社員のうつ病や出社拒否なども多いです。些細なことでも部下の精神的な部分にアンテナを立てていつも働きやすい環境を整えることです。

まとめ

いかがでしたか。もしあなたが部下を持つことになったならば、以上のような点に注意して部下育成を行うと良いでしょう。




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