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器用貧乏は短所?5つの特徴と抜け出すための3つの方法

      2015/07/09

             

器用貧乏という言葉を知っていますか?

器用貧乏とは、何でも器用にこなす一方で、何か突出して得意なものがなく全て中途半端で終わってしまうことを意味しています。

いわゆる、ゼネラリストです。ゼネラリストといえば聞こえはいいですが、本当にそれで良いのでしょうか?何かに突出したスペシャリストでなければ、変わりになる人はたくさんいます。

プロ野球選手で考えてみると、
A.140kmのストレートを投げれて、二割五分の打率が打てる選手
B.160kmのストレートを投げれる選手
どちらが優れた選手かは一目瞭然ですよね。

本記事では、器用貧乏と言われる人の特徴と、器用貧乏から抜け出す解決策をまとめました。





 

1.器用貧乏の5つの特徴

1−1.何でもできるが故に、向上心がない

器用貧乏の人は、今までやったことのない初めてのことでも要領良くこなしてしまいます。何をやってもうまくいくのは周りからはとても羨ましがられます。
そんな人は、昔から何をやってもうまくいきました。その結果、「このままでいいや」と思ってしまい向上心を持つ必要性がなくなってしまします。
最初から何でもできる人こそ、器用貧乏の特徴といえるでしょう。

1−2.ハングリー精神がなく、努力が苦手

はじめから要領よくできる人は、昔から劣等感を感じる機会がなかなかありません。一方で、何かに突き抜けて活躍する人は圧倒的なハングリー精神を持っている人が多いといえます。
例えば、1浪して大学に入学した人は、ストレートで入学した人に比べて大学の成績が良いことが多くありませんか?これは、一度苦労している経験がハングリー精神に繋がっている例といえるでしょう。

いつもある程度の結果がでて苦労した経験がない人は、「このままでいいや」と思ってしまい努力を怠りがちです。しかし、努力をしなければ決して一流にはなれません。
努力しなくても人並み以上に結果がでてしまうのですから、努力ができないのは仕方ないことかもしれませんが、いつかきっと壁にぶつかってしまいます。

1−3.何に対しても興味が湧きやすく、多くのことを同時に行う

え、そんなことまでできるの・・・?器用貧乏の人は本当に何でもできます。水泳もできればピアノもそこそこ弾けて、それなのに学生時代はサッカー部。何でもできてしまう人、あなたの周りにいましたよね?あれもこれも手を出してそこそこできるようになる。これこそ器用貧乏の特徴です。

器用貧乏は、何でもすぐにできてしまう故に、いろいろなことに興味が湧きます。そのため、一度はじめたものを極める前に、次のことを同時にはじめてしまうのです。

1−4.誰にでも頼られやすい

器用貧乏は本当に幅広く何でもこなしてしまうので、誰にでも頼られやすい存在です。モテる人も多く、一度頼られだすとその感覚が心地よく抜け出せません。
何かに没頭するよりもまず、いろんなことに対応できる人になろうという行動が無意識のうちに出てくるのです。

1−5.やればできるという言い訳がある

本気でやれば、一流になれる。でも自分はたくさんのことをやりたいだけ。器用貧乏にありがちな特徴ですよね。確かに最初から何でもできてしまえば、1つの分野で本気を出せば一流になれそうなものです。

しかし、一流になるには努力を継続して行うことこそが重要なのです。「やればできる」という言い訳は、一見正しい意見に聞こえますが、ただの逃げ道とも捉えることができます。

2.器用貧乏から抜け出す3つの方法

2−1.器用貧乏のは一流になれないという短所を理解する

器用貧乏を抜け出す最初のステップは、まず器用貧乏の短所を理解することからはじまります。何でもできてしまうことは劣等感を感じにくく今のままで満足してしまうことがとても多いからです。

しかし、本記事でも数回触れているように、器用貧乏は一流にはなれません。一流になるためには誰よりも1つのことに集中する姿勢が最低限のスタートラインだからです。

2−2.目標を高く掲げて努力する癖をつける

器用貧乏はどうしてもなかなか努力することができません。それは、ある程度人よりできるようになることを目標に掲げているからです。
しかし、目標を高く掲げてみればどうでしょう?そう簡単には達成できないことを目標に掲げることで、努力せざるを得ない状況を作り出すのです。

器用貧乏はそもそも要領が良いので、努力する癖がつけば相当伸びる可能性があります。飛躍的な可能性を秘めているからこそ、努力する癖をつけると一瞬にして器用貧乏から抜け出せます!

2−3.成し遂げたいことを見つける

器用貧乏には成し遂げたいビジョンがありません。1つ大きな目標を持つことで、それが自分のビジョンとなり、集中して1つのことに取り組むことができます。
明確なビジョンがないからたくさんのことに目移りするのであって、ビジョンさえ固まればもう器用貧乏から抜け出せたも同然です!

まとめ

いかがでしたか?器用貧乏は確かに何でもできて素晴らしく感じますが、実は逆に短所になり得るのです。
器用貧乏で将来が不安な方は、是非抜け出すべくチャレンジしてみてください!





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