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総合商社やゴールドマン・サックスを経て起業。クラウドソーシングを通じて日本企業をグローバル化させる!

   

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今回インタビューしたのは、総合商社やゴールドマン・サックス証券など、名だたる企業を経て起業したワークシフト・ソリューションズ株式会社の代表取締役社長兼CEOを務める荒木成則(上写真)です。現在市場が急速に拡大しているクラウドソーシングの領域で、日本と世界を繋ぐその想いをお伺いした。



プロフィール

荒木成則(あらき・しげのり):早稲田大学卒業後、総合商社に入社。その後米国ペンシルバニア大学ウォートン・ビジネス・スクールにてMBAを取得。1996年よりゴールドマン・サックス証券にてプライベート・バンキング・ビジネスの立ち上げメンバーとして日本の富裕層向けビジネスを開拓。その後、ジャナスキャピタル・インターナショナル東京支店長などを歴任。早稲田大学大学院ファイナンス研究科非常勤講師、早稲田大学ファイナンス稲門会副代表幹事。

外国人にインターネット経由で仕事を依頼し、日本の抱える問題を解決!

―― ワークシフト(Workshift)とはどんな事業内容か簡単に教えていただけますか?

荒木
当社は、インターネットを利用した仕事受発注のプラットフォームを運営しています。クラウドソーシングと呼ばれ、日本のみならず世界中で急成長している業界です。仕事を依頼したいクライアントはネット上にその、内容、予算、掲載期限、などを書き込みます。世界85ヵ国、16,000人以上のフリーランサーと呼ばれる人たちがその仕事に応募・提案してきます。クライアントはフリーランサーの学歴、経験、過去の評価、価格、納期、などを参照し、またメッセージやSkypeなどでコミュニケーションし、納得したところで気に入ったフリーランサーを採用する仕組みです。
人口減社会に直面し、若手不足が叫ばれる中、ネットを介して海外の優秀な人材に、早く・安く仕事依頼ができるのがポイントです。外国人に仕事を依頼しても、決済は円で国内銀行への振り込みになります。当社は、この仕事マッチングのプラットフォーム運営と送金関連の業務を担っています。

図-1

中小を含む日本企業をもっとグローバルにしたい!

―― 金融業界から全く違う分野に移られたのはなぜですか?

荒木
金融業界はとてもグローバルな業界です。証券の価格や、最新の情報は他国を抜きには考えられません。また、オフィスには世界中から様々な人たちが働きに来ています。ところが、多くの日本の企業では、輸出入の業務があったとしても、オフィスで働いている人の殆どが日本人で、本当の意味でのグローバル化が出来ていません。移民などの政策もあると思うのですが、時間が掛りそうです。そこで、インターネットを活用すれば、「必要な時に、必要なスキルを、1契約から」外国人に依頼することが可能になります。中小企業がコストを抑えて海外展開をしやすくし、日本の社会がもっとグローバルに活躍できればと思い起業しました。

図-2

トップ営業、それがベンチャーの基本!

―― どうやって、どなたが営業されていらっしゃるのですか?

荒木
ベンチャー企業では社員全員が営業です。お客様や売上げがいなければビジネスを続けていくことは難しいです。また企業の代表こそ、その地位に見合った難しい営業をやらなくてはならないと感じています。ベンチャー企業は「サービスを知ってもらい」、「信用してもらい」「利用し、リピートしてもらう」ことが重要で、その過程全てが営業と言っても過言ではないと思います。当然、マーケティング、PR、会計、法務、人事、など様々な業務も兼任する必要がありますが、営業はビジネスの基本だと考えています。

取り組むべき課題を明確にし、前進あるのみ!

―― 今悩んでいる課題は何ですか?

荒木
ベンチャー企業では毎日が勉強でゆっくり悩んでいる暇がありません(笑)。悩みが発生したら、まず出来ることから対処していきます。別の言い方をすれば、多発する悩みや問題を、いかにスピーディーに対応し解決していくかが、ベンチャーの醍醐味でもあるかもしれません。個人的には、課題やプライオリティを明確にするため、必ず手書きのノートを毎日つけるようにしています。これにより、今取り組むべき課題、状況を確認してから取り組むべき課題、などがはっきりしてきます。

画像-3

1人でも多くのファンを獲得!

―― 今後の抱負を教えてください

荒木
弊社のサービスをご利用いただき、ご満足していただけるお客様を一人でも多く増やしていきたいです。大きな夢もあるのですが、まずは足元から一歩ずつ進んでいきたいと考えています。日本は経済的には大国ですが、面積や人口から考えれば小さい国で、どちらかと言うと内向き志向が強いです。一方で、海外には優秀な人材が沢山いて、日本と仕事をしたがっています。この両者が上手く結びつきお互いにWin-Winのビジネスを作り上げていきます。

取材協力:ワークシフト・ソリューションズ株式会社

サービス情報:「海外に強い日本のクラウドソーシング『ワークシフト』」
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